自宅や自分の好きな場所で仕事ができる在宅ワークはとても魅力的ですよね。
在宅ワークは、仕事以外にも時間の制約が多いシングルマザーにぴったりな働き方だと思います。
自分の裁量で計画をたて働くことができますからね。
2013年時点での在宅ワーカーの数は、約126万4千人と推計されています。
その内訳は、専業で在宅ワークを行う人が91万6千人、副業で在宅ワークを行う人が34万8千人です。
参考:厚生労働省
とはいえ、初めての在宅ワークはほんとに稼ぐことができるのか、不安も多いことでしょう。
またどんな仕事なのか、何があるのかも分からないと思います。
ここでは在宅ワークの種類や仕事の流れについてお伝えしますね。
シングルマザーは在宅ワークがおすすめ!

リアルな仕事で会社勤務をし、在宅ワークは副業として働くという方法もあります。
在宅ワークは自由度が高いですから副業にしやすいのですね。
その理由として在宅ワークは
- 隙間時間にでき、自分のライフスタイルに合わせやすい
- 月に数万円~収入が入る仕事もある
- 特別な資格などがなくてもできる仕事がある
ということが挙げられます。
なので、あなたが初めてだったら上記のことを考えながら仕事を探すといいかなと思います。
では在宅ワークとは、実際にどのような仕事があるのでしょうか。
在宅ワークの種類
「在宅ワーク」は内職や在宅勤務と違い、自分が責任を負う「個人事業主」なのです。
主な在宅ワークの働き方をご紹介しますね。
データ入力

在宅ワークというと「データ入力」というイメージがあるかもしれませんね。
作業はさまざまでインタビュー記事の文字を起こすものや作家が書いた文章、またはアンケートや名簿など多岐に渡ります。
タイピングが速ければ作業スピードも上がり報酬も上がります。
速さと正確さを求められる仕事ですね。
作業内容にも寄りますが報酬はさほど高くなくて、「1文字〇円、1ページ〇円」になっているのがほとんどです。
また、締め切りもありますので集中して作業をする必要があります。
音声起こし
会議や講演会などICレコーダーに録音された音声を文字に起こす作業です。
語彙が豊富な人や音声を正しく聞き取れる人が向いているかもしれませんね。
さらに正しい日本語を使うことや適正な文字を使うことができるなどのスキルが必要になります。
Webライター

この「Webライター」も在宅ワークというイメージですよね。
書くこと全般の仕事、依頼されたテーマに沿って文章を作成する仕事です。
作業内容によっては文章スキルや経験がなくてもできるものがあります。
日頃から文章を書くことが好きだったら始めて見るといいですね。
報酬は大体1文字0.5円から1円です。
文字数も最低文字数が決まっていることが多いです。
経験を積んでスキルが上がっていくと単価をあげていくことができますよ。
HP(ホームページ)・ロゴデザイン作成

ホームページやデザイン作成に関するスキルが必要になります。
受けた内容や先方の知識などにもよりますが、DreamweaverやPhotoshopなどのソフトを必須とする場合もあります。
またサイトを作成するだけではなく、更新も請け負うこともできます。
そうすることで固定費を狙うことができます。
報酬はさまざまですね。
個人のスキルに寄るところが大きいです。
需要はあるのであなたがWebに関する知識を持っていたら、さらに勉強して稼ぐことができます。
アフィリエイト

自分のブログやサイトに企業の広告を掲載して(または商品を紹介して)収入を得る方法です。
広告代理店のようなイメージです。
最近は良くも悪くも注目されていますよね。
アフィリエイトを始めるには、少ない資金で始められますのでリスクはほとんどありません。
始めるのはとても簡単ですが、生活を維持するまでの収入を得るのは難しいし時間もかかります。
さらに毎月収入を維持するのは大変なことです。
一時期は「不労所得」とか「楽に稼げる」なんて思っている人もいたようですが、そんなに甘いもんじゃないことは理解しておきましょう。
在宅ワークを探す方法

探す方法は主に3つあります。
- ネットや新聞などの求人広告で探す
- イベントやセミナーに参加する
- クラウドソーシングを利用する
①は一般的な求人広告と同じですね。「在宅可」と書かれていたり「在宅ワーク募集」と書かれていたりします。
厳密に言うと、在宅ワークという訳ではなく、在宅勤務を含む、という感じですね。
②について、情報収集が大事ですね。
在宅ワーカー向けにセミナーなどが開催されることがあります。
そういう情報をキャッチして参加をしましょう。
すぐに仕事にならなくても後々の仕事に関する人脈作りになりますよ。
厚生労働省も「在宅就業者総合支援事業」(委託事業)として情報を発信していますので利用するのもおすすめです。
③のクラウドソーシングとは、発注者から請け負った仕事を在宅ワーカーに発注するサービスです。
クラウドソーシングサービスに登録して自分にあった仕事を探すことになります。
面倒な営業活動などがなく、依頼者との直接のやりとりもほぼありません。
なので在宅ワークが初めてでも安心して働くことができるという利点があります。
在宅ワークの仕事の流れ
在宅ワーカーは個人事業主ですからすべて自分で決めなければいけません。
1- 仕事を探す
先ほどお伝えしたように、主に3つの方法があります。
自分のスキルを考えてやりたい仕事、できる仕事を探しましょう。
最初はクラウドソーシングを利用したほうがいいかもしれません。
2- 発注者(業者)と契約する
仕事を見つけたら契約をします。
在宅勤務の場合は雇用契約なりますが、在宅ワーカーとして働く場合は仕事の発注業者と契約をかわすことになります。
納期や報酬などお互いに確認することが大事です。
その際トラブルが発生しないように、厚生労働省の『在宅ワークの適正実施のためのガイドライン』をよく理解しておきましょう。
参考:厚生労働省『在宅ワークの適正実施のためのガイドライン』
3- 業者に納品し代金を請求する
締切日はきちんと守って納品するようにしましょう。
次の仕事に影響しますので必ず守りたいものです。
そして請求書を発行します。
契約時に納期や代金について確認しているはずですので、それに従って進めましょう。
請求書は確定申告時の大事な資料になりますので、基本的な書き方を知っておくとトラブルを防ぐことにもなります。
請求書のあて先
請求内容
消費税の表示
発行日
支払期日
発行者
振込先
特記事項
請求書番号
上記の内容を正しく記載し作成しましょう。
参考:クラウド請求書
「在宅ワークって何がある?シングルマザーにおすすめの働き方とは」のまとめ

今回ご紹介したほかにも翻訳のお仕事やプログラミング、カウンセラーなど、手に職があれば働き方はまだまだ広がります。
あなたの仕事に関するスキルや親の介護のこと、子どもの進学、就職問題などなど生活環境に適した在宅ワークを探してくださいね。
今スキルがなくても経験することによってスキルは磨かれていきますよ。
50代だからと言って諦めることなく、ポジティブにすすんでいきましょう!
50代はやりたいことがまだやれる年代だと思います。
いや、50代に限らず思い立った時にパッと行動に移すほうがいいです
(`・∀・´)
じっくり考えるのも必要だけれど、悩み過ぎるのは時間がもったいない。
時間は限られていますよ。
・・と、いつも自分に言い聞かせています。